核兵器廃絶平和都市宣言標柱/標柱デザイン
候補地/富士宮市役所 所管課/富士宮市役所 行政課(施設管理係)
富士宮市より同市内4カ所に設置予定の「核兵器廃絶平和都市宣言標柱」デザイン提案をさせて頂きました。
その内、候補地/富士宮市役所のデザイン提案を採用いただきました。
デザイン:スーパー望月さん クライアント:標柱を作る会 様、富士宮市役所 様
背景
今、世界には約2万3300発以上の核兵器があると言われています。
昨年4月に米オバマ大統領がチェコのプラハで「核兵器のない世界」を提唱されてから、今年4月8日には米ロの核削減条約(新核軍縮条約)が結ばれ、今世界は核削減に向け新たな時代を迎えようとしています。(2010.5現在)
この大きな転換期に核兵器廃絶による世界平和を願う標柱建設をする事を深く心に受けとめて、私たちが目指す未来へのメッセージとして「核兵器廃絶平和都市宣言」標柱を提案させて頂きました。
制作指針
私たちは、この標柱の大義名分がただの表記ではなく「核兵器の無い平和な世界」を目指すと言う強い願いを広める事に在ると考えました。そこでその思いをモニュメントとして、確実に市民の皆様に振り向いてもらえる、または心に残る(非難・中傷を含む)標柱デザインを目指しました。
デザインコンセプト
唯一の戦争被爆国である日本が受けた広島・長崎の深い傷跡を標柱に刻みました。傷跡は今まだ根深く、核の悲惨さや平和への強い思いを後世まで伝える必要があると思い、デザインしました。
昼間は破片を集めて出来た標柱をイメージし、平和な世界への再生や復興を表現、夜は暗がりに見える標柱が破壊や恐怖を表現します。
8月9日 11時2分(長崎に原爆投下された日時)に黙祷で始まった除幕式。標柱を作る会の皆様や富士宮市市長をはじめとする市役所の皆様、議員様、その他関係者様など100名近い方々が集まり、粛々と除幕式が行われました。
閉幕後も標柱の回りには多くの皆様が集まり、和やかな雰囲気で記念撮影やご歓談をされていました。
最後に、広島・長崎で被爆された方々は後20年30年するといなくなってしまうと言われています。戦争体験者も同じくです。私たちは、この標柱が少しでも多くの方々に、核兵器廃絶への想いを知るきっかけになって頂けたら幸いと思っています。





